26 ― 境界の先への手紙 ―
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[公的な文書を片付ければ配下を退室させ、私信用の状箱に視線を向ける。
そこには封筒ではなく、螺鈿細工の施された豪奢な文箱が入っていた。
新しいものに興味を示す同士、親交を深めてきた相手からのものだ。
ゲッカの古い妖魔の間では未だにこうした時代がかったものを使われているが、手紙の相手が文箱を使うのは、美意識の為せる業だ。
封じを解いて箱を開ければ、ふわりと馨しい香りが鼻を擽り、折り畳まれた白い紙が入っていた。
基本的に山主が他の妖魔の縄張りに干渉する事は好まれない。
山主が変わった場合の挨拶くらいはあるが、交流は互いが望めばといった程度で、各地の山主らが雁首揃えて話し合うといった事はなかった。
それは、ゲッカが安定した状態を保っているから、と言えるだろうか。]
(108) 2024/09/21(Sat) 23:21:47
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