26 ― 境界の先への手紙 ―
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ひとつ手紙を書き上げて、それから、
あまりにも長いことぼうっとしていた。
もとよりそう働く頭でも身体でもないものだが。
書くことで想起された思考がただあって。
意識して考えないようにも、していたから
あるいはこれは平穏に暮らすための最適解で、
だって不毛な思考は幾らでもこの身を蝕む。
もう治らないの。ずっと苦しいままなの。
助けてとも言うだけ虚しいの。
舟に乗って行ったかれらは幸せにしてる。
私がそうであるように願ったのだから。
何も後悔するようなことじゃないんだ。
(111) 2024/09/21(Sat) 23:59:35
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