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5 【半突発誰歓RP村】映画 ─玉響に“なけ”─
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[赤い顔と、口から出した言葉を誤魔化すように、手を顔の前でひらひらと振った。冗談めかせば、少しはマシかと考えたのだ。
それから、一呼吸置いて、ついでのように言葉を足した。]
ここの花壇さ。
もう、見頃も終わるんだ。じきに全部が少しずつ枯れていく。
そうなる前に各教室に配るから、よかったら覚えといてよ。
花瓶見て、綺麗だなって思ってくれたら、花も生きた甲斐があるでしょ?
[その言葉に、彼女は何を感じたのか。花の死を悼んでくれた少女には、些か残酷なお願いだったかもしれない。
花の気持ちを代弁するなと言われたら、その通りだと思うしかないが。
飯島は、相手の顔を見た。今は茶化す気にはならなかった。
相変わらず、口から紡がれる全ての言葉はどこか遠くて、他人事のように思いながら。きっと、彼女の言葉を聞いた。]**
(155) 2023/03/04(Sat) 22:41:03
![](img/flag.png)
[赤い顔を冷ますような動作の後、彼は花壇の話をする。>>155
画が引き、飯島はもちろん、後ろを振り向いた結月の姿も映った。
結月は自分より低い位置で咲き誇るパンジーを見つめている。]
色がね、たくさんあったの。
[彼のお願いに答えるより先に、結月は別の話をした。
視線はまだ花壇に向けられたままだ。]
一番……かどうかは分からないけれど、
学校の中で本当にたくさん、色があった。
[赤、青、黄、紫、白、橙。葉の緑も、土の茶色も。
いくつかの色が一部欠けてしまっても、それは変わらない。
見頃が終わるらしいと聞いて、惜しむかのように結月は花を見る。]
(180) 2023/03/05(Sun) 03:38:18
![](img/flag.png)
― 五月下旬/3-A教室 ―
[朝のHR前か、休み時間か。
勉強に励む者、誰かの机の近くに集まって談笑する者など、
生徒がそれぞれ自由な時間を過ごしている。
結月は教室後ろの窓際で友人と談笑していた。
空けた窓から風が入り、
端で結ばれたカーテンの塊と結月の二つに結んだ髪を揺らす。
ふと、結月の視線が教室の内側へと流れる。
視線の先には花瓶があったはずだ。
出会った人>>155とお互いにすれ違ったままの誰か。>>130
二人の手>>0:313>>0:315で第二の生を与えられた花が、
教室に新たな色を灯していることだろう。]
(187) 2023/03/05(Sun) 04:00:13
![](img/flag.png)
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