21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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――展望施設(午後)――
[午後の時間、私は展望施設にて読書をすることにした。
船に乗った時に持参した一冊の本。
タイトルは『宙色の鍵』。>>32
ジャンルは純文学で、不思議な色の鍵を手に入れた少年が、困難に巻き込まれながら成長していく物語だと裏表紙に紹介されている。
ドロシーは映画、ドラマ、本。
様々な媒体で物語を楽しむのを好んだ。
私と一緒に感想を話し合うこともしばしば。
この本を読み終えても、そういった事を出来る相手がいないのを考えると寂しいものだが、船を降りるまでに読み切りたいと買った一冊だ。
電子書籍ではなく、紙の本である。
本の頁をめくる時紙が立てる音や、紙の手触りが好きだから。]
(288) 2024/06/01(Sat) 17:27:23
ー 展望施設(午後) ー
[バーでひとしきり思考を巡らせた男は、
それでも結局答えを出すことはできず、
正義の味方のゴーグル>>78を胸ポケットにさし
またふらりと館内を彷徨って…
レット嬢にアドバイスを贈った
あの展望施設へと戻ってきていた。
相も変わらず流れ続ける星々や星雲は、
静かな思考を繰り返す人々をそっと見守っている]
……む…
[しかしそこには先客が。
彼のことはよくカフェで見かける。>>288
というよりも、一度か二度会話をしたこともあるだろう。
ぱっと見は人間のそれにうり二つなのだから、挨拶の1つ2つはしたし、コーヒーを入れて貰ったことも何度かあったはずだ。
しかし、深くは対話しようとしなかった…というのも]
(290) 2024/06/01(Sat) 17:39:28
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