
5 【半突発誰歓RP村】映画 ─玉響に“なけ”─
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― 舞台裏/下駄箱付近シーン直後 ―
[少し離れた廊下で竹村が弱々しく座り込むのが見えた。>>*73
咄嗟に上靴を鳴らして駆け寄る。]
大丈夫? 元気?
[竹村と同じくらい弱々しいのはビンタした女の子だ。
スタッフが素早くやってきて、タオルに包んだ保冷剤を渡している。]
がんばったね。えらいねぇ。
[彼女が年下というのもあり、
敬語だの礼儀だのが吹き飛んでしまったのはお詫びしよう。
そりゃあ痛いでしょう。普通そこまでやらないもん。
そんな心の声は26歳の大人なのでぐっと飲みこむ。]
(*117) 2023/03/04(Sat) 22:30:00

― 舞台裏/下駄箱付近シーン直後 ―
[うん、ほんと、私を叩く役の子はごめんなさい。
マジ痛い。痛いけど気合い入ったし良いんだ。痛いけど。なので気にしないでください…、と弱々しい声になりながらも訴える。
>>*117そんな中の声に、保冷剤で頬を冷やしながら手を上げた。]
はい、なんとかぁ…。
[うわっ、幸阪先輩マジお姉ちゃん。
背丈は私の方が圧倒的に高いけれど、役柄でも年上だし実際に年上なのだからその言葉は素直に受け取れた。
こう、お姉ちゃんみ溢れる人って良いよね…。
>>*118背中を撫でられながら和んでしまう。和むと、頬の痛みも和らいでくるのだから不思議だ。]
(*125) 2023/03/04(Sat) 23:42:41

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