【叫】 五十嵐螢

　詩ちゃん、おしっこでそうなのは、いい？
　いいんだよ、我慢しなくて――。
　出なさそうならお風呂の中、入ろうか。

［ぽやぽやした状態の詩ちゃんを誘導できるならそう声をかけよう。
抱きしめが解除されれば背後に回り、立ち上がるのを手伝おう。
片脚ずつ木製の浴槽の縁を越えてもらい両脚が温泉に浸かれば僕はそのまま後ろから身体を抱きしめる位置に陣取った］

　ゆっくり浸かろうね。ほら、お膝を折って。

［温かなお湯の中、僕という座椅子の上に詩ちゃんに座ってもらう。
丁度変身時と同じ、昼間に抱きしめた体勢で二人で湯舟に浸かると僕は詩ちゃんの身体を優しく撫でまわしていきながら――］

　好きだよ、気持ち良さそうにイっちゃうのも
　とても可愛いもの――。

［そんなことを耳元で囁きながら耳朶にもキスをして、頬に、首筋にとキスを落として回った。

　肌に触れ続けていれば絶頂からはなかなか降りてこれなかったろうか。
緩やかに下り坂に入り落ち着きを取り戻してくる頃には僕の手は浮かぶおっぱいを片手で揉みながら蕩けた蜜穴の入口を一番細い小指で中に入るだろうかと試みていこう**］