【鳴】 氷室詩音

[可愛いと言ってくれるのは嬉しいけれど、恥ずかしがる姿をそう言われるのはちょっとだけ複雑だわ。
他の可愛らしい子相手なら素直にそう思えるのもわかるけど、私よ？私が相手なのよ？
でも、やっぱり可愛いと言われると嬉しくなってしまうからきゅ、と少し唇を尖らせた。
ツン、としてしまいたいのをこれでも少し堪えたのよ。
それにしても、夢助の言い方はそんな言い方もあるのね…なんて地味に感心してしまう。
ちんぽは分かるとして、お股のこと…と言うより子宮の事かしら？それとも、女性器全体？
私が知らないだけでそっちの方が夢助の好みな言い方なのかしら…？]
　
　
んあっ！　あっ、そう、そこぉ……っ♡
んっ、あってるから…んゆっ、大丈夫……あっ♡
　
　
[入口を指で弄られ、同時にさっきの場所をくにくにされたから甘く声が漏れた。
クチュ、と濡れた音。流石に血の匂いはしないから…多分私の体の準備ができてきたと言う事だと思うけど、その音が耳に届くのが恥ずかしい。
恥ずかしいと思うとよりお腹の奥がキュンッと切なく疼いて、トロリとまた内側から蜜が滲み出てくる。そうして潤い始めると、熱い杭めいたおちんちんをお股に擦り付けられて私はまた喘いだ。
そうするとおちんちん全体に蜜が塗されてテラテラ濡れていくだろう。]