8 【身内RP/R18・R18G】ターレディアンの饗宴
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薬師 ユークレース
—海岸—
[風は相変わらず強いながら、比較的波穏やかな朝。
砂浜には貝殻を拾う薬師の姿があった。
朝にこうして洗濯粉の材料やらを採るのはほぼ日課のことであるから、珍しい光景ではない。
しかし今朝の薬師はどこか心ここにあらずの顔をしていた。
海水に濡れようともいつも通りに服は着込んでいて。
ただ足元だけは裸足だった。
裸足の足に傷はない。生白い足の甲を海水と砂の粒が滑っていった。]
警備団-真竜- ウロボロス
─ 翌朝・広場へ >>36 ─
［ 朝は港の>>18巡回をしていた。未だに何を描くかも決めておらず、巡回の間に見つからなければそのままこのアイテムを返そうと思っていた。
港から離れ歩くと、海岸を>>2遠目に見る。服を着込む人影が、足許に海水を浴びながら貝を拾っていた。
ゆっくりと
一瞬カメラが瞬く>>0:49、きっとこのアイテムの持ち主が使った時とは違う色をしていたのだろう。特に気にする事もなく、姿を表した一枚の写真を手に取った。
後にこの描いた画を見てもそこに彼の姿は無く、それを見た時の、現在の姿>>1:46が見えるのだと分かってはいた。誰も居ない砂浜が遠くに見える姿となるだろう。
…遠く砂浜に居る彼の姿を見る事によって、昨夜の記憶が巡る。魔物は期待を高めた── ］
豊穣の女神 ターレディアン
[強い日差しを浴びながら呑気に砂浜を歩く女の姿があった。
天気の良い日が連日続く。タラッシリア夏の始まりを感じる。
砂浜を眺めれば、貝を拾う男の姿>>2が目に入る。]
ラララシジミのスープ。美味しいのよねぇ。
火が通った時に鳴るあの声のような音。
マンドラゴラみたいで可愛いわぁ。
[男が貝をを集める姿を遠目に、そんな事を独りごち。
その光景をカメラに写す者が居れば>>37、この姿も端の方に見切れた状態で写っていたかもしれない。
それは一瞬だけの事で、直ぐに姿は無くなっていただろうが。]
薬師 ユークレース
>>2
[遠くから>>37撮影されていたとも知らずに朝の材料集めを終える。
>>40豊穣の女神の恩恵なのか、今日はラララシジミが多く獲れたから、またスープにしよう。ヤワタを呼んだら食べに来るかな、なんて思った。
足の裏や指の間から砂を払って、腰に結いてぶら下げていた靴を履き直して、薬師の店に帰っていった。古めかしい店の看板は、前代が掲げたものだ。]
“ユークレース。”
“つくづくぴったりな名前してると思わねぇか？”
“知性で目標を達成する運命。
ただ、脆くて、すぐに欠けて壊れてしまう。”
“——お前は俺みたいになるなよ。”
[ぱたん。
屋内に入ると、今朝水をやった凍り草が冷気を復活させていた。
合わない気候のなか強健なことだ。あと数日くらいは保つだろうか。
この祝祭の終わる頃くらいまで。]
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