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20 ― 遺されたモノたちの手紙 ―
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…驚いたな。まだ機能していたのか
[葛の森を荒らさないようにかき分けて、
その大きい腕を差し込んでそれに触れ、
カタン、と音を立てたのは、ひしゃげてしまった文書用のポストだった。
人類同士、書簡でやり取りをする風習などとうの昔に廃れ
気づけば中に入れてくれと懇願する通知ばかりになり、
それすら来なくなってからは、
もう目を向けることすらしていなかった
それのぽっかりとした黒い口の中には、
真っ白いな封筒がその存在を主張していた]
[指のつま先で挟むようにして、暗闇の中から引っ張る。
当然ながら幼子たちの手紙ではない。
しかし、その封筒から取り出した
便箋にのせられた紫色の会話の音は、
どこか、かつて幼子たちと紡いだお噺のよう]
(9) 2024/05/12(Sun) 15:56:00
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