21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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スイッセスさん。俺なぁ、人を描くっていまいちピンとこなかったんだよな。
[サンドイッチを一つ一つ頂いた後、お茶目な店員から同じ乗客になった彼へという。
クロッキー帳をみたいと彼や他の面々も知っているだろう。描かれていたのは自然や建物、星雲もだが、そういう背景のラフ画ばかりで人物などは一つも描かれていない。]
正直、見た目もなんも変えられる。じゃあ人って一体なんなんだ?ってな。
外の皮さえ変えちまえば見た目はまるで違うのに、全部同一人物なんてことだって出来ちまう。
[変装の達人みたいだよな。なんて苦笑気味に口にして]
でもな色々と船の中で過ごして考えたんだよ…それまで人生を歩んできた姿を描けて、初めて人を描けるのかもなーってさ。
例えば、なんで珈琲を淹れるのが好きなのか…とかそういうのな。
[教訓(>>1:137)といったものを自分なりの事情に合わせたものとして答えた]
(9) 2024/06/02(Sun) 00:50:57
[もう彼と私の間ではこうしたやり取りはお約束。珈琲を頼まない事を一瞬訝しむも、彼の注文通りサンドイッチを用意する。
私が作ったのは、ボリュームを愛する彼にぴったりの焼肉サンドイッチだ。
醤油だれに漬け込んだ牛肉を香ばしく焼いて瑞々しいレタスと一緒に挟む。
七味入りのマヨネーズにて仕上げた一品。]
ええ。貴方のコーチのお蔭ですね。
ホワイト・マーブルでは恐らく
板前デビューを果たすでしょう。
[カフェマスターも捨てがたいが、鉢巻を巻いて「へいらっしゃい!」と威勢いい声をあげるのも悪くない。私の就職先はまだ決まっていないからの呑気な言だ。
そして、私は彼の冗談がとても好きだからそれはそれは嬉しそうに返した。
サンドイッチにはミネラルウォーターを添える。そして使った道具を磨きつつ、私は彼の話に耳を傾けた、興味深く。]>>9
(90) 2024/06/02(Sun) 09:42:11
……人生。私の歩んできたものを、
人生と言って頂けるのですね。
ありがとう。
[この船内にはそういう事をいう心無い人はいなかったが、ドロシーの息子マイケルは私をはっきり機械だと言い切った。それは間違いではないが、それでも…スイッセスの想いをそのまま抱いている私は、人として見て貰えるのがとても嬉しい。
だから、唇を噛み締めて少し目を潤ませた。]>>9
(92) 2024/06/02(Sun) 09:43:12
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