
39 おひとりさまCafe7
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[>>3 小さな頷きを目に留める。
記憶がない。自己の喪失。
喫茶『黎明街』を訪れる客人は、
恐らく一様にそうなのだろう。]
でも ……何で
[重い前髪のした 少し眉を寄せた。
記憶を失くしたひとが集まるのか。
答えを示すような鈍い痛みが胸の奥を刺した。]
(19) 2025/04/16(Wed) 20:56:38

[>>19肯きを返した後、少年は何事か考えている様子だった。
彼とは記憶が曖昧であるという共通項がありそうだった。
目の合ったカウンター席の少年もであれば、複数名が揃って記憶を失っている事になるが、不思議と危機感は湧き上がってこない。
それは店主達を含めた店の雰囲気によるものなのか、女に記憶がない所為かは分からなかった。
──他の客達も“そう”なのだろうか。
そっとカウンター席に並ぶ背中を見つめる。
女が覚えていると言えるのは、名前と、傷ついていたという事だけ。
後は何となくそんな気がする、という程度の曖昧なものだ。
共通していたとしても、自分の事を忘れている事だけだと良いと思った。
生きていく中で楽しい事ばかりに恵まれるわけではないが、年の近そうな彼らが女と同じように傷ついたとすれば、それは喜ばしい事ではない故に。**]
(36) 2025/04/16(Wed) 23:54:21

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