
26 ― 境界の先への手紙 ―
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ベアーはゼラチナスと施設の外の池にいた。
ここにはたまに変なものが落ちているのだ。
マチェットの話だと
――穴の逆で混沌から物が流れ着くのではないか
この間はここでピカピカ光る金の玉を見つけた。
「あ、なんかしずんでる!」
研究員たちリラクゼーションのために作られた池は透明度が高く、底までも見渡すことができる。
『ソこ モぐル?』
透明な不定形の命は不明瞭な声のような音を発しながら震えた。
ゼラチナスはベアーよりも後に生まれた実験体だ。
いや、正しくは実験体ではない、事故の後に発見された生命体なのだ。
事故時に何かしらが起こり生まれたのだろう。
明らかに知性があるこの生命体を、研究員たちは実験体であるとして守ったのだ。自分たちの不祥事をすべて消し去ろうとした上層部から。
(44) 2024/09/22(Sun) 15:57:43

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