
26 ― 境界の先への手紙 ―
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[そうして、封筒に入った手紙に手を伸ばす。
まずは知らぬ送り主の方から。
男の名前が書かれているので、縁を結びたいと願った手紙から応えが返ってきたのかもしれない。
封筒から仄かに薫るのは植物の……薬の匂いだろうか。
ゲッカでは植物が薬の材料として使われているので馴染み深い。
けれど梅の押し花のあしらわれた便箋に書かれた筆跡は何処か頼りないような。
終いの地、という住所も何処か物悲しさを覚えさせた。
男は便箋に書かれた文章に目を通す。
読んでいる内に、男の表情は陰っていく。
礼儀正しく、話し相手にとの男の要望に応じてくれながらも、そう長く続かないと諦めてしまっているような気配がした。]
(100) 2024/09/22(Sun) 23:31:32

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