
26 ― 境界の先への手紙 ―
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[そうして、最後の手紙に手を伸ばした。
見慣れた名前に僅かばかり安堵しながら、生成りの無地の封筒の封を切り、中から便箋を取り出す。
どうやら元々横書きのものを縦書きに使っているようだ。
こちらに合わせてくれたのだろうか。
三年ぶりの既知からの返事は、男の記憶に外れるものではなかった。
男にとって三年はそう長い時間ではないが、人間の一生にとっては大きなもの。
人となりが変わってしまってもおかしくない。
それでも変わっていない事に、今は安心する。]
……はは。
[男の零した言葉への応えは、真摯なものだった。
電気で動く機械をはじめてゲッカに取り寄せたのは、男だった。
他のリージョンで見かけたそれを手元に置きたくなった。
そんな気まぐれ。
メカ音痴故に、すぐに壊してしまったのだが。]
(102) 2024/09/22(Sun) 23:32:54

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