
30 【完全RP村】とびだせ!脱獄の檻
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[走り出した私の後ろで、知った声が自分を呼ぶ。>>74
反射的に振り返るものの、飛び交う銃弾と暴動の向こう側には既にハリコの姿は見えなくて。
あの向こう側に居るのかしらと目を凝らせば、此度の爆発計画の提案をしてくれた人の姿がチラと見えた。]
(付き添いかしら。)
[少なくとも、一人ではないように見える。
大騒動の真っ只中、隠れもせず顔を出すと言う事は、ハリコにも大事な用事があるのだろう。
それこそ、脱獄する、とかね。]
ハリコ!後でね!
[それなら後で合流出来るかしら。……出来るといいな。
別れを伝え、縋る事もしなかった。けれど本音は、まだ貴女と仲良くしたいの。
後でと、わたしはそう言い、彼女とは反対の方角に再度走り出す。
逃げるなら、混乱は大きければ大きいほど良い。安全に出られるよう、少しでも場を引っ掻き回しておきたかったから。
銃を持った自分を、彼女にあまり見られたくなかったと言うのは内緒よ。*]
(144) 2024/12/02(Mon) 22:31:33

[さて、ハリコはこの1年程で虐待の手口を己の身をもって知ってしまったが、殺人術についてまで学ぶ機会はなかった(監獄側からしても望ましいことだろうが)。
“ヒーロー”からの盛大な殴打が、果たして看守たちを死に至らしめているかは知れない――あの善き市民>>100が彼を「ヒーロー」というなら、という考えは脳裏にあったけれど。
そして今手を取ってくれている“手摺り”が看守たちの頭部に打ち込む警棒が、その命をも奪うものか否かも>>154。
(倒れた看守の呼吸の有無でもみれば生存>>153確認はできたかもしれないが、そこまでの余裕がハリコにある訳でもなかった)]
…………………
[ハリコは、殺しに対しての非難ができる身分ではもはやない。
復讐の代行を受け入れ――自らの殺意>>1:88>>1:296をも受け入れ。
あの彼女からの「後でね」>>144をも受け入れている、そんな人間になっていたのだから。]
(196) 2024/12/03(Tue) 10:53:42

[それでも殺しへの是非以前に、大穴の外で立ちはばかる看守たちを文字通り殺す力は、今のハリコにはない。
ちょっとした時間稼ぎその他の工作の心算だった水漏れが、文字通りの死地構築>>166>>167>>168>>169に発展するとはまさか考えていなかった。
150万1000円×nのM資金程度には揺らがないレベルの精鋭たちを相手取る>>155レイルの手を取ったまま、ハリコはその大穴の方を、ちらと振り返る。
――あの人/子たち>>101>>144>>194は、ちゃんとここまでたどり着けるのか。善き市民が探しに行った小さな淑女、と、その「大切な方」>>92だという誰かも。
話と噂の中でだけなら知っている、大して重くないラクガキの罪の――という側面しかハリコは聞いてはいない――ロディたん担の画伯のことも、この時何故かふっと思い出されていた。“放火魔”のレッテルを張られたコラボレーターとしての自分が、その人にどう思われているか>>1:132は分からなかったが……。]
(197) 2024/12/03(Tue) 11:24:32

そしてXデーの曲がり角
[ともあれ、そんな“さよなら”の手紙を出した翌日になって――。
予想外の形でルミの姿を垣間見た際に、ハリコが思わずあげていた声がこれ
>>74。
この混乱の様相の中、あの黒く梳かされたツインテールはすぐに見失ってしまったけれど――「後でね」
>>144と名を呼ぶ声は、ハリコの耳にも届いていた。]
ええ、後で!
[その返答はもう、暴れる囚人たちと看守たちのどよめきに交じって掻き消されてしまったかもしれないが――。
後にレイルに手を引かれ調理場の大穴を潜り抜けてから、ふっと脳裏に過った者たちの顔の中に彼女はいた
>>197。
――これが、ハリコが抱え続けていたその矛盾に対しての答え
>>80だ。**]
そしてXデーの曲がり角
[ともあれ、そんな“さよなら”の手紙を出した翌日になって――。
予想外の形でルミの姿を垣間見た際に、ハリコが思わずあげていた声がこれ
>>74。
この混乱の様相の中、あの黒く梳かされたツインテールはすぐに見失ってしまったけれど――「後でね」
>>144と名を呼ぶ声は、ハリコの耳にも届いていた。]
ええ、後で![その返答はもう、暴れる囚人たちと看守たちのどよめきに交じって掻き消されてしまったかもしれないが――。
後にレイルに手を引かれ調理場の大穴を潜り抜けてから、ふっと脳裏に過った者たちの顔の中にも彼女はいる
>>197。
――これが、ハリコが抱え続けていたその矛盾に対しての答え
>>80だ。**]
(226) 2024/12/03(Tue) 19:01:53

[……ところで件の曲がり角では銃弾に倒れた死体はごろごろ見かけていても、その銃を持っていたのが誰だったのか>>144までは、ハリコの左目はきちんと捉えられてはいなかった。
だからハリコの中では、文字通りの“毒婦”はあくまで“毒婦”のまま。
決してオートマチックハンドガンを構えた銃乱射犯の印象に塗り替えられてはいないのだ。少なくとも、今は。**]
(227) 2024/12/03(Tue) 19:14:10

― そうして、わたしは1人で ―
[両手でしっかりバールを持って、ポケットに拳銃を。
走りながら大きく構え、対峙する相手の脛、もしくは腹に重い一発。
痛みにうずくまった隙を狙い、頭部を一撃。
高揚した衝動のままに立ち振る舞い、そうしてバールでの撲殺に慣れて来た頃にはすっかり息が上がってしまって。慣れない運動に疲労を覚えるも、目的地を目指し続ける。
だってハリコに「後でね」って、わたしそう言ったから!>>144
返り血が付着した衣服は、赤い部分だけ破って捨てるか、脱いでしまおうと考えながら。
どうしてって、彼女が驚いてしまうかもしれないでしょう?]
(288) 2024/12/03(Tue) 23:42:03

どうかお願いします
それを渡してくださいな
[ほら、これで良いでしょ。貴女のお願いはちゃんとかなえてあげたわ、だから渡して。
貴女に屈する気は無いけれど、それでもプライドなんてどうでもいい。
看守の、やや驚いたような顔をじっと睨みつけながら、急く気持ちを必死に抑えて。
待ち合わせに遅れるとか遅れないとか、そう言う事じゃない。手紙を永遠に失ってしまう前に、看守から取り上げないと。
ハリコとのばいばいが諦めきれないから。またねって、本当はあの時言いたかったから。
彼女の気持ちを全部知った上で、ハリコの事、追いかけたいから。
「後でね」って、言ったから!>>144
だって、わたし宛なんでしょう?けれど看守は、くしゃくしゃの手紙を懐に仕舞い直す。]
「……死ななかったら
読ませてあげる!」
[そうしてにやにや笑いのまま銃を構え、まるで弄ぶかのよう私の足元へ発砲した。
大きな音と共に、コンクリートの破片が勢いよく跳ねる。
見慣れない型番。改造マグナムとまでは分からなかったものの、威力の高い銃だと何となく判断する。>>225
一瞬の怯えを覚えつつも、わたしは重い鈍器を強く握りしめて。]
(292) 2024/12/03(Tue) 23:45:06

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