
26 ― 境界の先への手紙 ―
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飯店でとあるメニューの味を確かめた後、俺とクロウは何軒かの服飾店と生地の販売店を訪ね歩いた。仕立て屋の方は――今からのオーダーだと出立までに間に合わなそうだったんで、そちらの品は諦めることにして。
それからエンジニア・ヘロンの工房でトーチバードの仕上がりを確認したり、出国に際しての手続きを済ませたり、といった一連の事務を終わらせてから、再び宿の客室へと引き返した。
(結局トーチバードがどんな有様になっていたかは、後に語らせてほしい)
こうして今度こそ、本当にアイツへの返信に取り掛かった。
かの“終いの小惑星”にいる人へ手紙を綴っていた時とは異なり、ペンを執る手が幾分か軽くなっているのが、自分でも分かる。
……これらの手紙を実際にポストに投函してからふっと気づいたこともあったんだが、その話もまた後に。
(149) 2024/09/23(Mon) 19:31:03

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