
26 ― 境界の先への手紙 ―
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『………? ェ゛……』
目が冴えるというか 目が覚めるというのは
こういうことをいうのだろうか
風に飛ばされないよう石の下に鎮座する手紙は
風当たりの良さにハタハタと四隅を揺らしていた。
頭をグルン、とまわしてそれを凝視する
なんとか掴もうとしても、
溶けきった塩混じりの四肢を引き戻すのが難しい
ガリガリと岩の表面に泥をこすり当てて
いたい。が それでも 。
塩分の粒をこそぎ落とすと
なんとか腕の一本の形をもとに戻して手紙に伸ばした
(153) 2024/09/23(Mon) 20:28:35

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