
33 【完全RP村】終のお宿と始まりの旭。
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[「先輩」に重ねた言葉が、ここで漸く、白薔薇自身にも重なります。
植物として元々そうだったという違いこそあれ、逃げ場を得られなかったこと。
積極的な加害もその意図もなかったとはいえ、誰かの心の都合でおぞましい苦痛を強いられたこと。
自分自身の変化……までは白薔薇は考えてはいませんでしたから、「先輩」と自分との境遇の重なりは、至って限られた範囲のことではあります。
それでもその人にここで掛け続けた言葉が、ふいに自分に対しても思い当ったのです。]
そうか。そうだな。
君も、私も、何も悪くない。
[それまで努めて穏やかだった白薔薇の表情が、僅かに崩れました。
ともすれば悲しみの表情とも取られ得るものですが……これは、自らを赦そうと思えたことの証でしょう。]
(181) 2024/12/31(Tue) 12:23:00

[……誤解のないようにここで補足すると、白薔薇は、「先輩」をたとえ結果的にでも死に追いやった相手が彼に行ったことを、率直に「積極的な加害」だと捉えています。>>140>>181
たとえ相手の言い分がどうであれ「先輩」にとっては苦痛だったのだ、と白薔薇はちゃんと考えていたのです。
一方で白薔薇自身の死の原因となった例のうっかり者にして植物への愛情無き兼平昴のことを、白薔薇は憎んでも怨んでもいません。
ただ、「そういう人間」に託されただけのこと。その程度の受容だったようです。>>1:220>>1:223
ですが理音にとって、昴のこの不手際は如何なる意味を持っていたのでしょう? だいたい皆様のご想像通りかもしれませんが、この話は後程。
「先輩」が話してくれた「原因の北海道」>>92という言い回しから、昴と両親の家族旅行が白薔薇の死に繋がったことを理音も知っているのだ、とは白薔薇にもわかりました。
わかったのですが……この時の白薔薇の心は、目の前にいる「先輩」その人のほうにより強く寄せられていたものでしたから、まだ残された姉弟について深く考えをめぐらすことはできていませんでした。**]
(184) 2024/12/31(Tue) 13:04:10

[遠く鐘の音が聞こえるだけの世界。
焦点の合っていない瞳が
ぽつりとこぼされた声に瞬く>>179
ゆるゆると俯いていた顔を上げれば
合いづらい焦点の中
彼は穏やかな顔をしていただろうか>>181
語られる言葉がひとつずつ>>180
降り積もるたび、心が震えて。]
俺は、
(200) 2024/12/31(Tue) 15:07:34

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