26 ― 境界の先への手紙 ―
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仕方ない、とマチェットは膝にベアーを乗せながら手紙を読んだ。
ゲッカというところに住む蓬儡という人物が書いたということ。
招待してくれたのでここに来たいということ。
ゲッカではベアーという名前は熊という生き物の名前だということ。
熊という生き物のおもちゃを持って行きたいということ。
欲しいものがあったら教えてほしいということ。
要約しながら説明すると、ベアーはほわーとした顔でマチェットの顔を見上げた。
「おれ、くまなんだ?」
『どうやらそのようだね』
マチェットの知る範囲ではベアーはウノレヌという生き物のキメラだったはずだ。もしかするとウノレヌはゲッカでは熊と呼ばれているのかもしれない。
新たな学びを得てマチェットは唸った。
『もしかするとこの封筒に貼られた切手の生き物が熊なのかもしれない』
マチェットの指差した先にはウオを咥える毛むくじゃらの黒い生き物の絵が描いてあった。
(+16) 2024/09/25(Wed) 22:13:13
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