【鳴】 氷室詩音

　
[あ、足腰使うって…そりゃ、使ったけど！
その言い方はちょっと、だって、と言い訳したくなるのをグッと堪える。
だって事実なわけだし？
　
でも、夢助のは触ると柔らかくて、まだ大きく無い。それは当たり前よね、勃起の現状については勉強したから知ってるもの、理解してるわ。
でも本当に柔らかいのね……と、撫で撫で。
でも下着を下ろすと目の前でどんどん形を変えていくものだから。]
　
　
わ、　わああぁ……？？？？
　
　
[その変化に純粋に驚いてしまっていた。
どこかのちいさくて可愛いあれみたいな反応だったかも。でも、こんなにも目の前で人の体が変化を起こすなんてびっくりしたのよ。
しかも見られて、なんて。
でも、楽しいものかと言われたら……うん。
初見ではちょっと楽しかったかもね？
そう言う夢助はどうなのと聞いたら、何とまあ屁理屈だこと！
でも、くぱ……と膣口を開かれた感覚に、そしてそこをなぞられる感覚に甘い声が漏れた。]