【鳴】 市川夢助

　やべ……詩音っ……それ、ーか上手いじゃん…
　マジで初めてでこんなのかよ…

[詩音ほど声には出さないまでも、俺もしっかり感じてしまっていた。唇が幹に沿ってしっかり咥え込まれて、先が柔らかく強く吸われて、たまらない。舌の先で先端の鈴口を責められるのも男の気持ちよさをよくわかってる感じだ。慣れたらきっともっと上手くなるんだろう…ぞくぞくする。
詩音の口内の太い肉塊が一層太さを増しながら、俺もほとんど出そうになっていたところ。詩音が口を離したら自然、顔で幹を擦られるようになる。]

　詩音、くぅっ……

[詩音がびくんびくんと体を震わすのに合わせて、俺も詩音の顔の前にびゅるびゅると精を吐き出してしまう。もしかすると少し顔にもかかってしまったかも。]

　あ………っ。悪い、…出ちまった。
　ちょっと待っててくれ…

[慌ててティッシュを取り出し、詩音の顔を綺麗に拭く。気持ちよくなったのは同じだけれど、汚してしまった分は詫びつつ、け詩音が背を向けて語る言葉を聞いた。]