氷室詩音

　
[でもそんな風に気にしぃな割には、彼と同室であることをすんなり受け入れてたのよね…。
だってこのメンバーよ？
男女で別れる事もあり得るけど、婚約者同士も想像がついてしまっていて、何だか普通に受け入れてしまってたわ。
まあ、この機会に二人きりになってどこかでSEX…若しくはそれに至れるような切っ掛けを作れなかったら、と思い悩んでいたから幸いだったと言う点も大きいけれど。
SEX、できたしね？]
　
　
………やっぱり、ダーツをしたりもするから利き手が凝りやすいのかしら？
　
　
[寝転んでくれたなら浴衣姿のまま腰の上を跨いで背中側を撫でさすりながら。
座ったままなら利き手側に座り、二の腕や鎖骨あたりをさすりながら。
そんな風に問いかけていく。
張っている箇所は念入りに。
ああでも、本当に彼とSEXしたのね。
最初は痛かったけど、その、夢助が上手だからか、凄くその、気持ちよかったし…。
って、やだ！思い出さないの！
と、途中で思い出しては赤面して。
そんな風にしてる時だった。]