
39 おひとりさまCafe7
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[ウンウン唸っても思い出せないものは思い出せない。
せっかくの作ってもらったクッキーなんだから、考えてないで焼き立てが食べたいと、少年は思考を手放した。
手に持っていた骨型のクッキーを口に入れて、ひとくち。
サクサクしっとりのバタークッキーは、口に入れればバターの風味と甘い味。
素材の味を活かしたクッキーは、至ってシンプル。だからこそ美味しい。]
おいしい……。
[美味しいけれど。ちょっと違う。
ああ、確か、どこかでこんなクッキーをひとつ、ふざけて食べたんだ。
あのとき食べたクッキーは、こんな形で、こんな色で、もっと、もっと甘くなくて、シンプルで。まるで人が食べることは想定されてないような味で。でも思ったよりは美味しくて。
そうだ、あのクッキーは、人が食べる用のクッキーじゃなかった。]**
(13) hotcake_nama 2025/04/18(Fri) 00:38:56

[キャロットケーキを食べた彼女が涙を零すことに、
老婆は驚きも慌てもしない。>>10
「美味しい」を受け取って、ありがとうございますと
礼を言うのみ。
老婆が作るのは、基本的には指定された材料と老婆の
レシピによる料理だ。
客人が「置いてきた」記憶の中に、本当に求める料理が
あったとしても、作り手が違えばそれは「同じ」とは
呼べず、それならば中途半端に真似をするのではなく
ただ「美味しい」を提供しようとしている。
キャロットケーキにはスパイスは入らないし>>9
クッキーは人間用。>>13
思い出させることが目的ではないのだから、
思い出を先に覗き見ることはしない。]
(32) Ellie 2025/04/19(Sat) 23:04:13

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