26 ― 境界の先への手紙 ―
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――ああ。こっちの名前で呼んでくれたか。
まあこっちの方が大体通りが良いし、
あの倫敦の物語を送るような誰かだし。
――倫敦。ああー…
根源倫敦でそういや何か読んだ気が……
とまあ、件の物語のタイトルが一体何だったかもう少しで思い出せそうな気もしていたんだが……それはこの時は一旦置くことにした。
相変わらず泥めいた拙い文で綴られたメッセージは、決してすらすら読めるような代物じゃない。前の手紙同様に部分的に読めなくなっている字もあり、幾らか頭を捻りもさせる――そういう意味ではちゃんと「読者にじっくりと読ませる」手紙だろう(多分、書き手にその心算はなかったとは思うんだが)。
冒頭で感謝の言葉が繰り返される様に、読んでるこっちが妙にこそばゆくもなったりしつつ……。
とにかく、俺はその手紙を読み進めた。件の物語自体についての話題も、その感想についての返答も、俺の方から送った“物語”への答えも。
(15) 2024/09/24(Tue) 16:56:28
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