
44 【完全RP村】夜の遊園地と見つけた宝物
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[見つけられたけど追いつけず。>>2:223
続く言葉は、離別と遠慮……いや、罪悪感かな。
イノリくんの境遇への予想が、悪い意味で当たっている事を示唆している言葉に、僕は帽子を少し深く被り直す。
影を見たというなら、イノリくんにとってその子は大切なもの。
僕にその間柄を推し量る事は出来ないけど、イノリくん自身が近づく事を恐れれば、きっと理解する事も出来ない。
なら、僕が伝えられる言葉は……。]
……イノリくんは、その子に会いたいかい?
[じっ、と帽子の陰からイノリくんの翠の瞳を見据える。
相手がどうしたいかではなく、自分はどうしたい? という訴えの瞳。
ただ、どんな選択をしても僕は肯定するよと、目尻は少し下げて、イノリくんの言葉を待った。**]
(56) Tsh0322 2025/06/23(Mon) 15:05:20

……ん、分かった。
[そして、向き合わなければいけない話となれば。>>56
唇を嚙み締めて零れた『会いたくないわけない』
それに頷いた僕は、持っていた帽子をぽす、と被せてイノリくんの顔を隠そうとする。
震えながら紡がれた本音の言葉、初めて聞いた着飾られていないイノリくんの心の叫び。
感情をコントロール出来ずに涙を流してしまうかも知れない事を予期した僕は、帽子で隠したら良いと被せた帽子越しにその頭をぽん、ぽんと撫でただろう。]
亡くなった子達と会える機会は、きっと此処だけだからね。
ぶつかり合って、仲直りするのも青春さ。
[続く言葉『不安なままでいるよりは、傷つけられた方が良いのかな』には相槌を打ちつつ。
常にその選択が正解という訳ではないとは思うけど、その良し悪しすらも経験が無かったこの子には難しいかも知れないね。
それなら、少なくとも執った選択に後悔を残さない様に僕は見守っていようと心の中で決意を固める。]
(58) Tsh0322 2025/06/23(Mon) 15:10:00

[落とした答えと不安は、少年が遊園地で遊び歩きながらも確かに胸の中にあったもの。
僅かに深く被り直された帽子の陰から彼を見据えるレンズ越しの瞳は、どこかその体現のような光景。>>56]
……!
[その大人はただ無責任に安心する言葉を与えるでもなく、逃避の助けもせず、目の前の子供の心に訴えかける。
それは現実では兄代わりに甘え全ての悲しみに閉口し、夢では何人もに助けられながら遊園地を楽しむことで逃避していた少年には、少し厳しいものであった。
だがその園に現れた当初から向けてくれていた優しさを思わせる下がった目尻が、この写真家の腕が見た目よりもずっと広く温かいのだと実のところ充分に弱い子供に思い出させる。]
(144) otomo 2025/06/25(Wed) 00:52:23

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