
39 おひとりさまCafe7
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財布を。わかりました。
[カウンターに財布を置くと、ゆっくりとした動作で椅子から降りる。まだ少しだけこの店が名残惜しかった。
それでも、ボクは帰らないといけない。]
あのう、もしもまたボクが落ち込んだ時は、また呼んでくださいね。
[出口へと一歩二歩進んで、振り返って老婆に一言。
それから返事を聞かないでお店の出口へ。
返事は必要なかった。
きっとボクはまた傷ついていく。キミのことを乗り越えたとしても、また別のことで傷ついていく。
人の擬態が下手くそなボクに定められた、ある種宿命のようなものだろう。
でも、もしボクがなにか、また傷ついたとしても。そうしたらきっと、このやさしい喫茶店へ来ることができる。かもしれない。という、それだけで心の支えになると思ったから。
一番最後に来店した少女と、かつて少年だった青年も、メイド服の女性も、店の出口へと向かっている。
もし、もしここに来る面々が皆一様になにかに傷ついていたとするならば、彼らもその傷に決着をつけたのだろうか?
そうであればいいな、と思った。]
(91) hotcake_nama 2025/04/21(Mon) 21:47:08

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