佐次詩羽

それから

[女子三人誘い合わせて一緒に買い物にも行ったね。
こっそりセクシー下着をお買い上げ。
かほちゃん、これでいつか積極女子になるって？>>-313
姉のような気持ちで応援しちゃうゾ

で、この店には他にも怪しいグッズはあるみたいで、
薬草茶なるものがあったり。>>-91
二人が知ってるようなら効能を教えてもらったりして]

　ほほぅ…ほう、ほう。買った。

[持ち帰って早速ねるねるねるねする]

衣代和かほ

　≪…は、…よう。≫

[日々はあっという間に過ぎていく。
目新しいこと、覚えることばかりの毎日だった。
自分に関していえばスローライフのスもなかったかもしれない。

でも全く休まなかったわけでもない。
聖子や詩羽と買い物に行ったり、お茶したりもあった。>>131
彼女たちの近況を知るのは面白かったし、恋愛の話も今までの距離感とは違って聞く自分がいるのに気付いていた。
着飾ることに関してはまだ戸惑いがあったものの、ふたりのアドバイスを受け、クローゼットの奥深くに一枚増えた。
いつ着る機会が生まれるかは予想できないのだが――何事も準備万端にしておいて間違いはないだろう。]


　≪…はよう、…ギー。≫

[魔法の練習で泡を出しすぎて、洗濯場を洗剤でもこもこにする大惨事を起こしたり。
初めての煙突掃除の仕事で黒髪に変身する羽目になったり。
食事処で新商品を考案したら行列が出来たり。
だんだんと仕事でも笑顔が浮かんでいるようになったり。]