
44 【完全RP村】夜の遊園地と見つけた宝物
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[死神の足音を予期せずにいられないようなどこか親近感を覚えさせられる寝室の中と俯いた少女、その光景が種に水を与えたように頁を捲るほどに変化していく。
そして食い入るように黙していつしか過剰すぎる破損への恐れも忘れ頁を進め続けると、最後の一枚に辿り着き彼は感嘆の深い息を吐き出した。
沢山の子供、仕事に準ずる大人、意識せずにはいられない寝台──重ねられる部分は多くあるのに、少年が同一視したのは最初の一枚だけだった。
……そう、そんな不躾な真似が出来る訳が無い。
まさしく、共に正門を潜ったばかりの頃に写真家が少年に語った話を思い起こさせるには充分であった。
収められているのは全て写真、例え同日の撮影があったとして映像のように流れる連続性は無く一つ一つが作品として孤立完成しているべきはずのもの。
しかし始まりから終わりまで揃うことで一個体の作品となり──一人の少女という存在の全てを伝えているかのようだ。
生きるとは何か、強く鮮明に見せつけられた気がした。]
(148) otomo 2025/06/25(Wed) 00:53:51

[手渡した冊子を慎重に捲っていくイノリくん。>>147
大切なものと言いながら渡してしまったせいでそうさせたのかと思えば、ちょっと申し訳ない気持ちになったり。
真剣な様子で内容に目を通し、深い息を漏らすのを見ていれば、どこか居た堪れなくなって頬を掻く。>>148
あまり僕は自分の作品の評価を聞いたり見る事に慣れてない。
自分自身の表現や拘りが形となっただけでも有難い故に、一種の自己満足の様な側面もあったから。
かくして、紡がれる言葉には素直に照れを見せる大人が完成する訳。>>149]
あはは、ありがとう。
確かに、僕が伝えたい事の集大成かもね、この作品は。覚えてくれてて嬉しいな。
……それに、そう、ご明察。この写真の人が僕の大切な人。
救われたんだ。沢山ね。
[冊子を返されれば、懐かしむ様にページを捲って映る"彼女"の表情に笑みを零す。
本当の所を誤魔化すつもりはなかったけど、イノリくんが素直に頷けばそれに乗っかってしまう悪い大人なのだった。
こ、混乱させない為だから。]
(157) Tsh0322 2025/06/25(Wed) 04:28:55

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