
30 【完全RP村】とびだせ!脱獄の檻
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[少し踵の高い靴音が、甲板の上を歩く。
コツコツ、コツコツと。目的の物はすぐそこに。
オレンジ色で塗られた、吊り下げ式の脱出用ボート。
内部には複数人分の保存食と飲み水と、あとは何があるかしら。
兎に角、漂流しても問題ない程の物は積んで居る筈よ。
クレーンで吊られたそれは内部からの操作で下せるよう出来ているらしく、高い手すり伝いになんとか乗り込めば、内側に操作説明が貼り付けてあった。
船その物の操作方法も分かりやすく、これなら行けそうねと、わたしは幾つかのロックを外す。]
(306) mzsn 2024/12/07(Sat) 02:35:26

日なたの道は、まだ薄曇り
[こうして暫くの間、ハリコはルリコの元に身を寄せていた。
顔の傷を“なかったことにする”程に直す外科手術は、それこそ成金ばりの大枚を叩けばできてしまう(逮捕後にはその機会を与えられなかった)けれど、今は余計な注目を浴びないように手術は控えて。
それでもさしあたりは、外出する時だけルリコのふりをして表を歩く日々。ルリコ自身も時折ハリコのように、右眼をスカーフで覆って外を出歩いてくれたりしたのだ!
その間、ハリコはルリコのコンピュータを借りて、レイルのメモの宛先に取り急ぎの無事の報告を送っていた。他にも連絡先を報せてくれた者がいたなら、その相手にも。
“キラキラちゃん”への復讐メールの送り先アドレスの存在は、この時のハリコの頭からは抜け落ちたままだった。向こうには実家の住所から行きつけの隠れ家カフェの場所、シエナと共に通っていた高校が何処かまで全部知られている可能性もあったが……
>>288。
突然の形で別れを知った――その鎖の轟音にハリコは気づいていた――ルミ
>>306>>307の行き先も判らないまま。
ただ察せたのは、“友達”はほんとうに、日なたの道とは違う道を歩むのだということ。]
(326) sakanoka 2024/12/07(Sat) 11:25:57

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