研究者 アマノ

[研究者が研究対象になろうが
己が学ぼうと思ったものを学び、そして

――そして。それがお前の夢の手助けになればとも思い
また、これがきっとクズリにも必要になることだと、思い。

（その選んだ道に間違いはあったのか。
　それともそもそも間違いなどなかったのか。それは兎も角）

お前に1つ捨てさせると知っていれば
果たして選んだのだろうか。医師の道。>>640]

怪物 キロン

　 …それは、私の知識外でした。
　
[　>>672 虚構との差がつかない以上
　 貴方の言葉を鵜呑みにしてしまう位には。
　
　 ただ、本当であればいいとも思っていました。
　 滅多につかわない表情筋が
　 勝手に釣り上がる、麻痺のような感覚だったので。　]
　
　 『医学』は、できる限り、私本人が頼らないように
　 してきたつもり、だったのですが。
　 知識とはやはり宝ですね。
　 貴方の最近の話は、それだけで知見を得られる。
　
[　>>670 捨てる処か、念頭になかったもので。
　 （そうでなければ条約時に言わない
　 …なんて事態、そうそうあるわけないでしょう？）　]
　
　

怪物 キロン

Epilogue:Chiron

[　誰かを取り込もう、と思い至ったのは、
　 >>361 大佐殿に人間でいたいかと問われた事。
　 >>670 相棒が医学を齧ると言い出した事。
　
　 主に、その２つでした。
　
　 処分前の焼却場で、
　 『残骸』たちを一つ一つ顔に近づけ
　 匂いを確かめては、持ち帰ろうとする。
　
　 そんな「長」の姿を見たって、
　
　 同志からすれば「今更」であり、
　 国からすれば不可侵の変人としか
　 思われなかったのでしょう。　]