【赤】 戦士 ランディ

［声をかけ振り向いた聖子の呆気にとられたような表情はやはりランディの存在を失念していたのだろう。
すぐに真っ赤になってしまうところはいつになっても可愛らしい］


　それは……ダメだな、なんか目が閉じない病になってるみたいだ。


［そんな病はなく、耳を塞ごうにも聖子のお尻を撫でているのだから手が空いていない。
これが手が六本ある魔物なら塞げたかもしれないがあいつは耳も六つあるので結局足りないだろうという緩急話題。
いつものようにイヤというので問題ないようだと見つめたままに伝わってくる思考に落ち込んでいることはわかる。
それはそうだろう、見られて悦に入っているランディがおかしいのである。

　だが一度あることは二度、三度とあるかもしれない。
遠出をする時は注意しないと大変なことになるかもしれないが今はまだその時ではない。
聖子の代わりに魔力を流して水を流すと今度はノーパンのままスカートを降ろしたところにお尻を触りと撫でて扉を開いた］