![星狩りの国-暁の街-](./img/title_n11.png)
6 ― まだ、ちいさな手紙 ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
[郊外のターミナルに辿り着いてからは、荒れ地を走行できる四輪駆動車をレンタルし、目的の地に向かう。
叔父が運転する車内から、ヌンキは外の景色を眺めていた。
この車内まで来ればリュックサックから手紙を取り出しても問題はなかったのだけれど、車が揺れるものだから、落ち着いて読めそうにはない。
都市部とは異なり自然が広がる――といっても緑豊かな訳ではなく、荒涼とした岩だらけの砂漠。
疎らに草が生え、時折はるか遠くに何かの建物らしき影が浮かぶ荒野に、辛うじて道の形に整えられた一本道。
依頼主の研究者との合流地である現地の集落に着く頃には、主星も地平線の下に沈んでしまっている。]
……そのクライアントって人、大丈夫なの?
村に着くまではおじさんいなくても。
[それに対しては、「問題ないらしい」と短く返された。
どうして?と食い下がるほどの関心を、ヌンキはここでは特に抱かなかった。]
(+1) 2023/04/24(Mon) 11:05:16
![](img/flag.png)
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る