26 ― 境界の先への手紙 ―
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幸い、リジェットXは大規模ステアの発生源から離れたところにあったのと、ステアの移動速度が予想よりも早かったため、数日の不便があった程度で終わった。
発生源に近いリージョンでは停泊中だった大型船が混沌に飲み込まれたり、混沌の影響でインフラが壊滅状態になったところも。
……あるのだが、それはベアーにとっては全く関係ない話で、今日のベアーはこのリージョンが研究施設であったころ、研究員のリラクゼーション目的で作られた森でいい感じの落ち葉を探していた。
「これぇ?」
拾った葉っぱを一緒に来た植物に詳しいロッカ……ムーヌーと呼ばれる動物のキメラに尋ねた。
『ちがぁう。もっとまぁるい、あまぁいにぉい、する』
ベアーよりもはるかに大きいロッカはゆっくりとした喋り方をする。
「におい……」
落ち葉を鼻に近づけてみる。
……無臭だ、いや、しいて言えば葉っぱのにおいがする。
「あまくないからちがうなぁ……」
ぽいっと落ち葉を放り捨てた。
(13) tanuki 2024/09/28(Sat) 12:59:41
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