6 ― まだ、ちいさな手紙 ―
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[手紙を出した、翌日の早朝。まだ、星が薄い白の帳の向こうに消える前、僕は出星局にいた。]
先生。行ってきます。
『サダルのいない間にサダル宛の手紙が届いたら、君の家に転送するからね。安心して行ってらっしゃい。』
[頷く。だけど、どうしてだか、先生の優しい笑顔を見て、泣いてしまいそうになった。]
行ってきます。勉強もちゃんとします。それでは。
[僕はポールという土地に慣れていた。
時々、マリクがとても懐かしくて、綺麗な景色や星集めの役目に想いを馳せても。
ポールが嫌いではなかったし、ポールであった人々が嫌いなわけがなかった。
だから、ほんの少し、寂しい。そんな気がした。
でも、僕はマリクに帰る。最後の、本当に最後の、星集めとしてのお役目を果たすために。]
(13) Shadow 2023/04/25(Tue) 22:48:21
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