26 ― 境界の先への手紙 ―
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──確かにそうだ。
[男は首肯した。
妖魔と人間との関係性は、今後、機械を取り入れる事で変わるかもしれない。
優れた身体能力や術を持って魔物を狩り、人里を守る。
それが、たとえ恐怖を至高とする妖魔であっても、上に立つ事を許されている理由だ。
いずれは人間と妖魔の差が縮まり、ゲッカで彼のような考え方が一般的になる日が来るかもしれない。
そうした未来を考える上で、望崋山は一つの指標となるだろう。]
「まぁ、私は儡兄みたく力はそう強くないけれど。
私なりに人間とうまくやっている心算だよ。」
[エンデからの移民を受け入れたのも、彼なりの人間との付き合い方だ。
望崋山で生きていける才を見込んで受け入れた。
恐怖を至高とする者の下につくよりは、幸せだろうと。
それは、己が庇護者であると自認する者の考え方だ。
人間は妖魔よりも脆く、寿命が短い生き物。
開けた考えを持つ彼であっても、人間と妖魔を対等な存在として見る事は難しい。]
(29) 蒼生 2024/09/28(Sat) 22:12:44
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