26 ― 境界の先への手紙 ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
[住む場所によっては、一生、機械の存在を知らずに死ぬ人間もこの先何百年単位でいる事だろう。
人里の電気の光を、妖魔の放つ光──不知火と思い込んでいる者も多いと聞く。
手の伸びない範囲のものに何かしてやれないのは、ゲッカの社会構造上、致し方ない事。
──致し方のない事と、思っている。
例えば、術を使わずとも、ボタン一つで街一つ消せる兵器。
正しく保守されなければ、一帯が死の地となってしまう発電装置。
そういったものを、恐ろしさを知らないで手に入れてしまうよりは。]
機械は人間の生活を楽にする道具。
それでいい。
[いずれはそうしたものを作ってしまうかもしれない。
けれど、今はこのままで。
知らなければそれだけ、辿り着くのは遅くなる。
コントロールされた緩やかなスピードでの機械の受容。
ゆっくりと距離を測り、ゲッカなりの落としどころを探って行けたらと。
それはエゴと言えるかもしれないが、男はそれが“正しい”と考える。]
(31) 蒼生 2024/09/28(Sat) 22:14:05
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る