26 ― 境界の先への手紙 ―
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…酒場は今日も馬鹿どもを集める。
ノックスは、となりに酷く酔っ払った男にため息をつきながら、その背中をさすってやっていた。情報収集に酒場に何度も来ていたが今日はいつもにまして様子がおかしい。
『ちょっと、アーノルドさん。飲みすぎですよ…いつもより量が多いじゃないですか…』
『あう…ひっく…すまねぇ…ノックスさん…じつは…俺…ひっく…俺ぁ…ひっく…だめだ…言っても、きっと信じちゃくれねえ…けど…俺ぁ…俺ぁ……どうすれば……』
『……あなたが何に悩んでいるか知らないですがね。…何か苦しいことがあるなら隠さないでください。言ってください、僕これでも、あなたの悩みとか聞いてきたつもりですよ?
助けになれるのは僕だけじゃない。みんないる。あなたにも仲間がいるでしょう?仲間が悩んでたら言ってほしいと思うはずですよ』
その言葉を聞いた男は息をのむ。ガタガタと酒で震える腕を抑え、目をぎゅっと瞑り…それでもすがるように言った。
『…た、頼む…探偵さんの…あんたらの力が必要なんだ…!俺達を助けてくれ…!俺達は…人殺しかもしれねえんだ…!!!』
(62) sleepsheep 2024/09/29(Sun) 09:14:34
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