26 ― 境界の先への手紙 ―
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ステアが収まり再開された定期船第一便に乗っていたのはベアー宛の手紙だった。
「わ……わあ!」
研究員から手紙を受け取ったベアーは、お行儀悪くもその場で手紙を読み始めた。
「お、ひ、さ、し、ぶ、り ま、あ、ち、ぇ、ん、ど、で、す……。
まーちぇんどからのてがみだ!」
研究員はやれやれと言った顔でベアーを見つめる。
声に出して読むものだから、どうしても手紙の内容が耳に入ってしまうのだ。
「おっちゃん!まーちぇんどからてがみきた!」
聞こえているからわかってる……という無粋なことは言わない。
「おっちゃんも!いっしょによもうぜ!」
キラキラとした顔で腕を引っ張られて、そんなことをされたら逃げるのも悪い。
結局、ベアーを後ろから抱きかかえるようにして二人で手紙を読む。
(88) tanuki 2024/09/29(Sun) 17:16:13
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