26 ― 境界の先への手紙 ―
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[さて、帰りもそれなりの強行軍だった。
それでも一度乗り越えたからか、弟子達の面構えも頼もしい。
友人には望崋山と領地を接している山主に宛てた連名の手紙を預け、己の領地へと戻る。
そうして最も近い配下の屋敷へと向かい、毒鳥について知らせると共に対策を吟味した。
毒消しの効果のある犀の角は、何処の山主でも幾らか常備しているものだ。
災いを被った者の治療の為に粉末状にしたものを持ってくるよう、先触れに持たせた指示書に書いている。
勿論、後で齊芸鵬には補填して貰う予定だ。
境の接する領地の山主とは良好な関係を築いているとはいえ、断りを入れずに武装した別の山主の隊が通るのは心象も良くない。
事のあらましと、隊を通行させて欲しい旨を文にしたため、失礼にならない程度の文箱に入れて上等な酒と共に配下に届けさせた。
望崋山絡みでこうした事は何度かあったが、礼を失すれば今後の関係に影響するかもしれないのでその辺りは慎重に事を進めて悪い事はない。
その夜は配下の屋敷に泊まり、翌日の昼過ぎに己の屋敷へと到着した。]
(102) 蒼生 2024/09/29(Sun) 22:40:36
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