26 ― 境界の先への手紙 ―
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その探偵作家が、物語の中の名探偵を常に演じていた、ってことも。
あの日のアイツの瞳から見てとれた熱さ。実際に読んだ未完成原稿から感じた熱さ――札束爆弾とか事務所の炎上とかの話じゃなく、作品そのものの全体を貫く勢いから受けた、熱さ。
俺がそこにあの名探偵の、馬鹿なくらいの輝かしさを重ねて見た――見てしまったのも道理だった。
「なぜだ、
なぜ、なんで、アンタ、は、……」
「なぜ」演じ続けていたかなんて、ちゃんと手紙の中に書いてあるっていうのに。……っていうかそれこそ、己の胸に聞いてみろって話だってのに。
あの原稿に綴られていた最終章の、例のくだりに添えられていた一文は、そういえば――…
(115) sakanoka 2024/09/30(Mon) 17:58:41
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