26 ― 境界の先への手紙 ―
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……もっともブツがブツなので、本当にヤバい兵器レベルのものは店頭にはない(渡航先次第では届け出が必要どころか、持ち込み禁止ってこともある)。
護身用とか、冒険者の旅のお供とか、ちょっと派手なパフォーマンスをしたいとか、そういった用途程度の火力に抑えた品。使い手の意思に応じて発動する仕掛けになっているから、手に取っている間にうっかり起動して……という事故も少ないんだとか。まあ炎熱の力も無限に籠められる訳じゃないから、発動回数には限りがあるんだけれどな。
「あら? いつぞやの行商さんじゃない。
お生憎様、今は石は間に合ってるわよ」
この店の主人にはかつて、“火を纏う輝石”のための原料(つまりまあ普通に輝石ってことだ)を売ったことがあった――ああ、この渡航時に、ハーヴィスからあの原稿を渡されたんだった。
「ああいやマダム、今日はそっちじゃなくて、
個人的な買い物で来たんですよ。
それでなんですが――…」
(177) sakanoka 2024/10/01(Tue) 18:49:13
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