26 ― 境界の先への手紙 ―
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――良かった。ちゃんと、耐えたんだな。
最初からアイツらを信頼してはいたことだったんだが、それでもこの時、率直に安心したんだ。
それから、封筒の中の便箋を読み進めていく。
文章の拙さ自体は変わらないが、ステアの前に書かれた手紙の頃と比べて、少しだけ文章の組み立て方がこなれてきているように見えた。言葉遣いや記号の用い方も、以前とは少し異なって見える。
この間は体感的には長いようでいて、実際のところ、そこまでの日数は経っていない筈だ。
――ちゃんと成長、してるんだなあ……。
そう思った時に、なんとはなしに思えたんだ。「面倒見がいい」って、こういうことなのか、って。
思わず笑っちまったのは、ベアーからの素直な言葉に感じた微笑ましさに対してか、それとも、今更な自覚を得た自分に対してだったのか。
(193) sakanoka 2024/10/01(Tue) 22:05:11
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