26 ― 境界の先への手紙 ―
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[エンデの者との面会の席は、彼らの住む邑の近くにある役場で設けられた。
護衛を連れての移動は、先だっての強行軍と比べれば散歩と同じようなものと言えるだろう。
邑長は人間が務めているが、周辺の邑々を管理しているのは男の配下である。
彼らは役所と屋敷を持ち、役人としてその地に住みながら、周辺の警邏をする者の管理や有事の対応、管轄する邑の状態を定期的に報告する義務を持つ。
男の信を得なければ与えられないこの役割は、十年の周期で交代する。
先ずはかの地の役人を務める紀淑玲に出迎えられた。
相手の立場に立って考えられる性格を買って、移民の受け入れ先に選んだ。
彼女はエンデの移民を受け入れてからずっと、この地でずっと役人として見守ってきた。]
久しいな。
手紙に書いたように、貴女の仕事ぶりに不備があったわけではない。
ただ、彼らの顔を見て、話をしてみたいと思ったのだ。
[後で酒でも飲もう、と伝え、エンデ出身の者達が集まる部屋へと向かう。
予め、ゲッカの暮らしで不自由していないかを聞きたいだけと伝えておいた所為か、不安な様子は見えなかったが、ゲッカの山主との面会という事で恐縮した様子だった。]
(306) 蒼生 2024/10/03(Thu) 00:49:36
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