26 ― 境界の先への手紙 ―
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揺れる背の上、途切れ途切れの微睡みのなか、
それでも至近距離の彼の声はよく響いた。
どうやらいっぱいいる、らしい。
心配をしてくれている人、助けたいと思っている人
現にこうして目の前にまで来てくれているのだ、
その言葉に嘘は無いのだろう。
一度手が離れて、滅びゆく小惑星に残って、
そうして段々とひとが居なくなって、
全部、私に繋がる縁は途切れたと思っていた。
…… たったの数枚の手紙でこんな場所にまで、
誰かが来てくれるなんてことも、
その向こうに居る人たちが存外に大勢いて、
私のことを案じていたなど、考えもしなかった。
(338) uiro 2024/10/03(Thu) 09:36:47
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