26 ― 境界の先への手紙 ―
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私も私だ、あの日に全部断ち切った気でいて、
未練がましく手紙なんて書いているから。
泥の手紙の主に散々煽られたこと、
なにひとつ言い返す言葉もない。本当は。
「 ………… 」
もうじき死ぬから、どうせ無駄になりますよ。
なんてことを言えないくらいの気迫に、
黙りこくったまま、すこし後ろを振り返った。
緑が溢れ返る終いの小惑星。すきだった私の故郷。
今やっとすこしだけ、あの日この小惑星を去った
かれらの気持ちが理解できる気がした。
(339) uiro 2024/10/03(Thu) 09:40:41
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