6 ― まだ、ちいさな手紙 ―
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この銀河のどこかで、親愛なるテンガン
私のメッセージを受け取り、私に返信してくれてありがとう。
テンガンさんが今どの惑星にいるのかわかりません。
多分私はもうあなたと話すことができません。
それでも、私はテンガンさんがこの言葉を受け取ってくださることを期待してこの手紙を書きました。
ジェイロの先住民代表に手紙を送ることができなかったのは残念でしたが、テンガンさんが手紙を書いてくれたことはとても嬉しかったです。
もともと快い静けさだった惑星ジェイロに住む原住民は、自然を大切にしながら、身を守るために難しい言葉を学んだに違いないと言われています。
この物語を読んで、私はジェイロの先住民を誇りに思いました。
それは、私がテンガンさんや他の移民についてひどく話しているということではありません。
移民にも星を越える理由があり、人間であり生き物であることを理解しています。
(生物ではない人間が住んでいる惑星もあると聞きましたが、人間でも生物でもないのに心があるなら、私も同じように感じたいです。
(-104) sakanoka 2023/04/26(Wed) 14:04:10
/*>>-104
この銀河のどこかの、親愛なるテンガンへ
ぼくの手紙を受け取って、ぼくに返事をくれて、ありがとうございます。
テンガンさんが今どの星にいるのか、ぼくには分かりません。
ぼくがあなたと話をすることは、もうできないのかもしれません。
それでもテンガンさんにこの言葉が届いてほしいと願って、この手紙を書きました。
ジェイロの先住民の代表の人と手紙の遣り取りができないのは残念ですが、それでもテンガンさんが手紙を書いてくれたことが、とても嬉しかったです。
元々は快い静けさだったというジェイロの星で暮らす先住民は、自然を大切にしながら、自分たちを守るために難しい言葉を学んだのだろう、という話。
この話を読んで、ぼくは、ジェイロの先住民の人々のことを大事に思いました。
だからといって、ぼくは、テンガンさんたち移民のことを悪く言ったりはしません。
移民の人々にも星を渡ってきた事情があること、そして人間であり生き物であることを、ぼくは理解しています。
(生き物ではない人間が住んでいる星もあるそうですが、人間や生き物でなくても、心がある相手なら、ぼくは同じように思いたいです)
(-122) sakanoka 2023/04/26(Wed) 14:27:15
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