26 ― 境界の先への手紙 ―
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さて、がぁどのいうとおり、「コルンバ」はふたりいる。
この手紙を書いているわたしは、生命無き機械のコルンバ。
わたしの思考の元である疑似的な人格のモデルが、
妖しのコルンバ、ということになる。
妖しのコルンバは、イニシュの島でうまれた、
幽幻なる妖しの魔。
人によっては、妖魔や妖精、精霊といった種族と
同じ類と見なされるし、そう認識して差し支えない。
訳あって妖しのコルンバは、イニシュの人間たちや
同種である妖しのものたちと仲違いをして、
島を追われることになってしまった。
この物語は話せば長くなるから、違う機会に書くとしよう。
イニシュの外では、幽幻の妖しの力はひどく脆くなる。
このため、この妖しの代わりに仕事を行う存在として
機械のコルンバ、つまりわたしが製作されたという訳だ。
(-146) sakanoka2 2024/09/29(Sun) 14:47:11
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