6 ― まだ、ちいさな手紙 ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
/*>>-216
このため、ぼくの考えは、バハラルダの人々の多くの考えとは異なるかもしれません。
幸い、この手紙を書いている今は、ぼくの母も一緒にいますので(母は銀河語をよく知らないので、銀河語で手紙を書くこともできません)、母の考えも合わせて答えていきます。
ぼくらにとって潮の香りとは、懐かしさを呼び起こすものです。
もう少し具体的に言うと、心を穏やかにしてくれたり、昔あった楽しかったことを思い出させたり、あるいは「ここが自分の居ていい場所なんだ」と思わせてくれたりするものです。
勿論、海の中に生きている魚や貝、海藻や小さな生き物、塩といった、いのちの恵みの匂いを帯びた香りでもあります。
ぼくらは海からの恵みで生きてきたので、いのちと恵みを感じさせてくれるという意味でも、とても大切にしたいと思う香りです。
けれども海は、ぼくらに恵みをくれるだけの存在ではありません。
陸の生き物が海でおぼれれば死ぬ、大きな波が海沿いの陸地を壊してしまう、ということも勿論ありますが……。
(-227) sakanoka 2023/04/27(Thu) 21:05:29
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る