26 ― 境界の先への手紙 ―
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ところで、山主様の放浪時代のお話については
この度のお手紙で、初めてお伺いしました。
人間の民のもと、貧しき者たちのもとで
直に暮らしたことがあるからこそ、
人へ寄せる思いをお持ちになれたのですね。
確かに、山主様のような心持の御方は、
ゲッカにおいて珍しいのだと存じます。
ですが同情であれ、憐憫であれ、
それによって動くことが人の暮らしの為になるならば、
譬え誰かがそれを偽善と呼ぼうとも、私はそれを善と信じます。
私がこれからエンデの地にて行うことも、
偽善といえば、偽善に過ぎません。
かの少女を「生きて連れて帰る」ことまでは、
当人から要望されたことではありませんから。
それでもこれが「皆が笑える物語」に繋がるならと思い、
この「やる偽善」を為そうと決めた次第です。
(-418) sakanoka 2024/10/02(Wed) 22:36:06
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