星狩りの国-暁の街-


3 ― 星見る手紙 ―


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青年 シャト

僕は無期限に療養することを勧められた。というより、命じられた。
その時にはもう、何も感じなかった。辛くも悲しくもなかった。全てが他人事みたいで、ただ言われたことに頷いた。

何かを書きたくてペンを取った。だけど、何も書けなかった。何も。何も。

そうして時間は過ぎた。起きて寝るだけの日々を繰り返した。
何を書きたかったのかすっかり忘れた。自分がどういう人間だったのかさえ。

変化を求めた。必死に足掻いた。
あの素晴らしい人がくれた感動を忘れたくはなかった。希望を忘れたくはなかった。
足掻きは中々実を結ばなかった。もはや日常と化して、その行為を繰り返すことすら、半ば惰性だった。

明日へ、明日へと可能性を繋ぐ毎日を過ごして。
そして、一筋の光が差した。彼は死んではいなかった。

そんな、一年間の、記憶。]

(20) Shadow 2023/01/18(Wed) 21:40:42

青年 シャト

[ハーフィズとのやり取りから、更に三日が経った。
僕が勤務の傍ら、身体と精神の健康診断を受けたり、出星に必要な手続きをしている間に、彼は約束通り、出星許可をもぎ取ってきてくれた。
休暇申請に対しては通ったものの、ただの旅行というわけにはいかず、今回の僕の旅は他星の調査を兼ねたものになるらしい。休暇というより出張だね、と僕がいうとハーフィズは笑ってこう答えた。]

『アルカディアはある意味、一つの生命体だ。それぞれが各々の役割を果たすことで星を健全に保ち、回してる。
割り振られた役割を放棄して外に出ていくなら、戻ってきたところで居場所があるか分からないからな。戻ってくるつもりなら、外でも仕事はしてもらう。』

[彼の言葉にも態度にも、僕を引き留めようとする意思はもう感じなかった。
その言葉には思いやりがあった。彼は僕を助けてくれたし、力になってくれた。

>>19>>20 あのとき、無期限の自宅療養になるはずだった僕が、療養しつつも仕事を続けられたのは上司である彼が計らってくれたからだ。
もし職を失っていたら、外界との接触がない分、もっと塞ぎこんでいたかもしれない。]

(95) Shadow 2023/01/20(Fri) 15:48:06



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